【NEO 農村生活 〜 心の豊かさを求めて〜】

九州・宮崎で「玄米ベジ弁当」をつくるバーシーが追求する「心の豊かさ」とは。

NEO農村生活~心の豊かさを求めて~

椎葉康祐/バーシー(bashi)って誰??詳細プロフィール・活動紹介

ブログをご覧の皆さん、いつもありがとうございます。

当ブログ「NEO農村生活~心の豊かさを求めて~」の著者
 
椎葉康祐/バーシー(bashi)のプロフィールです。
 
 
まずは、こちらの動画をご覧ください。
 
【PV】This is Bashi.
 
 
以下、本当に長々と書いてしまいましたが、ご一読いただけますと幸いです。
 
<目次>

 

簡単なプロフィール

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Photo by Kenji Hirota

1991年11月11日、東京都練馬区生まれ。

生後間もなく埼玉県志木市へ(9年間在住)。
その後、父の実家がある宮崎県日向市へ家族共々移住(9年間在住)。
 
高校卒業後、実家を離れ東京へ戻り、1年間練馬の祖父母宅で居候しながら予備校(今は無き代ゼミ池袋校)に通う浪人生活。
 
その後、慶應義塾大学商学部に進学。大学では体育会ラグビーに所属。
 
日本企業の海外進出支援、特にアフリカビジネス支援に興味があり、
 
2017年3月31日付で、*1を退職し、
4月より千葉県いすみ市・地域おこし協力隊*2として活動スタート。
 
またアフリカ・ルワンダで、農村生活体験をしながら、
「自然との共生」「異文化交流」「人々とのつながり」を体験プログラムを主催。

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国内海外問わず、様々なところで料理イベントを開催。
「vegan(肉魚卵乳など動物性食材を一切使わず、野菜豆穀物で作る料理)」、
「発酵食(日本の伝統的な家庭料理)」、
「アフリカルワンダ料理」を掛け合わせた独自の料理を提供。

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2019年より、拠点を地元宮崎に移す。

現在は宮崎市青島で妻と二人暮らし。

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宮崎では「宮崎玄米ベジ弁当」を販売。

宮崎産のオーガニック野菜や玄米を使用した、

人と環境にやさしい弁当づくりで、

食の大切さや自然の大切さを伝えている。

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好きなことは、料理・サーフィン・歌うこと・踊ること。
 
踊ることに関しては、
僕が「夢を追いかけ、叶え続ける生き方」に共感し、あこがれている
Perfumeの「チョコレイト・ディスコ」を日本全国・世界各地で踊り、
「みんなが楽しめる空間」を演出。
 
バーシー(Bashi)の特徴は、ラグビーで培った体力・精神力とフットワークの軽さ、やると決めたら絶対諦めない粘り強さと、好きなことに対する情熱
 

椎葉康祐の関心・興味

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食に関すること

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Photo by Kazuya Himori

料理を作ることが好き。基本すべて自炊。

和食を作るのが好き。

なるべく一から手づくりにこだわる。

味噌汁は出汁をとるところから。

サラダのドレッシングも自家製。

そばも自分で打つ。

(参照)

cookpad.com

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食べ物の栄養について勉強することが好き。その食べ物にどのような栄養素が豊富で、体に入れるとどのように作用するのかが気になる。

 

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料理がおいしいお店に行って、紹介することが好き。

特に、有機や自然栽培で育てられた野菜を使用していたり、

地元の食材を使っていたり、

旬の食材を前面に押し出していたり、、、

とにかく「食材」にこだわっているお店。

ジャンルでいうと、自然食・オーガニックレストランorカフェ、郷土料理店。

 

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コーヒーも好き。

豆や焙煎方法、淹れ方にこだわったカフェや、コーヒー豆専門店に行く。

 

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「玄米ご飯」と「味噌汁」が大好物。
これさえあればなんとかなる。元気になる。
(参考)

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肉や魚など、動物性の食材を使用しない
vegan(ヴィーガン)のごはんが、
自分の体に一番合っていると感じる。
 
米・雑穀・豆・野菜。
それだけで心も体も満たされる。
 

旅をすること

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特に日本の地方農村部を訪ねるのが好き。

自然豊かな場所をおとずれ、

川に飛び込んだり、ハイキングをしたり、

ゆっくり温泉につかるのも最高。

 

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都市部でも、昔ながらの商店街をぶらぶら歩くのが好き。

知らない土地を散策し、気になるお店を見つけてはお店の方に話しかけ、

お店を出した経緯や商品のこだわりについて聞く。

 

体を動かすこと 

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サーフィンが好き。海と自分の体が一体になる感じ。

板で滑る爽快感。

「自然と一体になること」がこんなにも気持ちいいことなのか。
本当にハマっている。
現在、サーフィン天国宮崎で猛特訓中!
 

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農作業が好き。作物に触れること、土に触れること。
生命の営みや、大地の恵みを感じる。畑を耕したり、草を刈ったりするのは
自然にトレーニングになっている。
 
その2つでナチュラルにトレーニングできるから、
ジムに行ってウエイトトレーニングをすることを辞めてしまった。
 

歌って踊ること

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とにかく歌って踊るのが好き。
Perfumeが好き、
というか、
Perfumeのように、「夢をあきらめず追いかける」「進化を続ける」
生き方をしたい。
チョコレイト・ディスコは十八番。
 

椎葉康祐の自分史

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小学校時代、首都圏→ド田舎へ。 

僕が生まれたのは、母の実家があった東京都練馬区桜台。生後間もなく、父が独身時代から住んでいた埼玉県志木市のアパートで、父・母・僕の3人暮らしを始めました。その後、7歳離れた妹と9歳離れた弟も生まれ、狭いアパートに5人暮らしに。さすがに狭すぎるというのと、父がサラリーマンをやめて独立したいという思いから、僕が小学4年生になる直前に、父の実家がある宮崎県日向市に移住。父は東京でラグビー用品のメーカーに勤めていましたが、地元宮崎をはじめ九州に根付いたスポーツ用品店(特にラグビー用品)を開きたいという思いから、
父の実家の一部を改修して「サザンラガー」というお店を開業しました。
 
(参照)
 
当時はとにかく田舎暮らしが嫌でした。高い建物がない、おしゃれでおいしいお店がない、電車が1時間に1~2本しか来ない、テレビに関しては民放2つで、ポケモンなどアニメの放送は約半年遅れで放映。「これ、ずいぶん前に埼玉にいるとき観たやつ・・・??」ということもしばしば。
あと、「方言」が本当に嫌でした。「椎葉くんは何で標準語やと?」「いっちゃがいっちゃが(いいよ、大丈夫だよの意味)」と、訛りのきつい言葉に戸惑い、標準語を馬鹿にされることもしばしばありました。意地になって、方言を身に着けようと全くしませんでした。逆に、学校で方言を話さない唯一の存在になれるのがオイシイと思い、ますます方言は話しませんでした。
 

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早く都会に戻りたかった中学・高校時代

 
中学時代、あまりにも宮崎日向の生活から逃れたかったので、都立日比谷高校への進学を目論見ました。しかし、両親や祖父母など親族の大反対を受け断念。せめて、日向市内から出たかったので、宮崎市内の県立宮崎大宮高校へ進学。周りの友達が東大や九大を目指して勉強する中、あまのじゃくな椎葉は周りの友達があまり志望校にしていなかった一橋大学を目指して勉強しました。ボーダーぎりぎりでセンター試験の足切りを突破し、二次試験を受けましたがあえなく撃沈。滑り止めの私大に行く選択肢もありましたが、どうしても一橋大学に行きたかったので、両親にわがままを聞いてもらって東京で浪人させてもらうことに。その際、僕が生まれた東京練馬にある母方の祖父母宅で居候。予定通りではなかったけれど、念願の東京生活に戻ることができました。
 

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人生の転機が訪れた浪人時代

 浪人時代は、今は廃校となってしまった代ゼミ池袋校に通う毎日。そんなある日の夕食の時間、たまたまつけていたテレビでやっていた番組に目がとまりました。
その番組は、「NHKスペシャル アフリカンドリーム第1回 "悲劇の国"が奇跡を起こす」*3
アフリカの「ルワンダ」という国が、1994年に起こった「ルワンダ大虐殺」からいかに奇跡の復興を遂げたのかを取り上げた番組でした。「ルワンダ」といえば、ツチ族とフツ族の紛争のイメージしかありませんでしたが、この番組を見て、ルワンダでICT産業が急速に発展し、驚異の経済成長を遂げていることに驚きました。当時日本は民主党政権時代で、経済が低迷していました。
 
「ルワンダのようなアフリカの勢いのある国と手を組んでビジネスをすれば、日本の経済状況も良くなるかもしれない・・・」
 
この時から、将来は日本とアフリカをつなぐ仕事がしたいと思うようになりました。
 

部活ほぼ一色だった大学時代 

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1年浪人して再チャレンジした一橋大学でしたが、結果はなんと不合格。模試の判定も良かったし、絶対受かると思っていたのに・・・
結果的に、既に合格が決まっていた慶應義塾大学商学部に進学することに。
 
「一浪したのに、2回も受けたのに、不合格・・・」
 
というショックに耐え切れず、頭を坊主にしました。そんなある日、父親から一本の電話が。
 
「慶應のラグビー部に入らないか?就職先もいい所ばっかりだぞ?」
 
父親は自分のラグビー関係者の人脈を使ってすでに慶応ラグビー部のヘッドコーチに話を通しているのだとか。こうなったら引くに引けないし、一橋不合格のショックで正気ではなかったこともあり、
 
「こうなったら、なんでもやってやる!これ以上のショックを味わうことなんてない!」
 
と、慶應ラグビー部に入ることを決意しました。
慶應ラグビー部は、入部のためのテストが無いので、浪人して体力が落ちまくっている僕でも誰でも入れます。ただ、入ってからがキツかったです。いや、大学4年間ずっとキツかった。
部員は150名超。その上、出身高校は全国大会出場校はじめ、強豪校出身者ばかり。部員が15人いるかいないかのチームで、ぬるーい練習ばかりしていて、全国大会予選も毎回1回戦負けの弱小校出身で、さらに一浪と来た。
「これ、入る部活間違えたわ。」と何度思ったことか、数え切れません。
 
それでも簡単にはあきらめず、4年間の大学生活をほぼ部活に注ぎ込みました。
日々過酷なトレーニングにいそしみ、4年間やり切りました。
4年やって一度も早慶戦のような公式戦のメンバーには入れませんでしたし、何も実績を残せませんでした。
でも、「体づくり」は誰よりも頑張ったと思います!

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こちらが入部時からの体脂肪量と除脂肪体重の変化表です。
除脂肪体重は、筋肉量とだいたい同じと捉えてください。
ご覧のとおり、大学1年(2011年)→4年(2014年)で体重約21kg増加(最低と最高の体重を比較)。そのうち体脂肪量+約2kg、除脂肪体重+約15kgなので、
約70%は筋肉をつけて体重増やしたことになります。
鍛える部位を変えてほぼ毎日筋トレし、毎日5食の食トレをした成果です。
プラスでラグビーのスキルも上がれば良かったな←
 
こちらが部活引退直後(2015年2月)の体。
体重約91kg。
 

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↓ -20kg 

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こちらが、社会人5ヶ月目の体(2017年3月現在もこの体からほぼ変化無し)。
体重71kg。
 
運動量と食事量を減らしたら、半年くらいで大学1年の入部当初の体重にすっかり戻りました。
ラグビー部時代の体づくりを通じて、僕の「食」に関する興味・関心はより強くなりました。
「食べることは、からだをつくること」というのを身をもって知ったのです。
 
慶應ラグビー部での経験は、
「簡単にあきらめず、強い意志を持って、何事も情熱をもって全力でやり切る」
という、自分の考えのベースを作っています。
 
また、「ラグビー」という難解で過酷なスポーツを通じて、
かけがえのない「仲間」とたくさん出会いました。
時にぶつかり合ったり、争ったりもしましたが、
お互いを思いやり、励ましあい、苦しいことを一緒に乗り越えてきた「仲間」です。
本当に「仲間」の存在に何度も救われました。
 
練習が辛い、思うようにプレーがうまくいかない・・・
そのような時に、一緒に頑張ろうと励ましてくれた「仲間」には、
感謝の気持ちでいっぱいです。
「仲間」がいたから、4年間をやり抜くことができました。
 
だから僕は「仲間」のことを何よりも大事にします。
「人」を思いやり、「感謝」の気持ちを決して忘れません。
 

「豊かさ」について考えさせられたスーダン訪問

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そして、この時出会った僕の同期が、僕をアフリカの大地へと導いてくれました。
彼の親がアフリカのスーダンという国で医療活動を行うNPO法人ロシナンテス*4の代表でした。
 
大学2年生のシーズンが終わったオフの時期に1週間、彼と一緒に彼の親を訪ねにスーダンへ渡航しました。
 
初めてアフリカ大陸に降り立った時のあの興奮と感動は今でも忘れません。
現地で出会った人々はみなフレンドリーで、僕たちを笑顔で歓迎してくれました。
彼らは素朴で質素な生活ながらも、
家族や友人、自分のような外からのゲストを大切にし、
楽しく生き生きと暮らしていました。
 
確かに、スーダンは日本ほど経済的にに豊かではありません。
しかし、彼らはすごく楽しそうですし、生き生きとしています。
 
とにかく、人々の「笑顔」がまぶしかった。
「心」の豊かさで言ったら、もしかすると日本より豊かなのかもしれません。
 
そのとき、「豊かさ」って何なんだろう?という疑問が思い浮かびました。
 

再び人生の転機が訪れた社会人1年目

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浪人時代から「日本とアフリカををつなぐ仕事がしたい!」という強い思いから、
アフリカビジネス支援ができる仕事と探していたところ、
ある政府系機関の存在を知りました。
それが、日本貿易振興機構(ジェトロ)です。
 
ジェトロは、日本企業の海外進出支援、外国企業の対日投資支援など、
日本と海外をビジネスでつなぐ支援をする独立行政法人。
 
面接時に、
「アフリカに関わる仕事がしたい!」
「慶應でラグビーやってます!」というのを前面にアピールし、運よく内定。
 
無事大学を卒業でき、2015年4月に晴れてジェトロに入構。
配属も希望が通り、途上国のビジネス支援をする部署で、
日本企業のアフリカビジネス支援を担当することになりました。
そこで初めて担当した日本企業が、
「ルワンダ」でICTビジネスを行っている企業でした。
 
 
その企業のルワンダでの活動をレポートするため、
2015年8月に、念願のルワンダ現地出張が実現しました。
また帰国後すぐに、ルワンダのICTビジネスについての情報提供と、
ルワンダICT企業と日本企業とのマッチングの機会を提供するために、
「アフリカ・ルワンダ共和国イノベーション・ICTビジネスセミナー(2015年9月、東京・神戸開催)」の運営業務を担当しました。
 
(参照)
 
そうして、ルワンダに関われば関わるほど、ルワンダへの興味と、ルワンダに関わる仕事を一生涯通じてやりたいという気持ちが強くなっていきました。
もし僕がアフリカの、しかもルワンダ担当ではなく、別の地域の担当であったり、
経理など全く事業と関係のない部署の配属になっていたら、
ルワンダで一生涯仕事がしたい!だなんて思わなかったでしょう。
 
社会人1年目のこの経験が、再び人生の転機となりました。
 

社会人2年目の決断とこれからやりたいこと

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社会人2年目になったとき、
浪人するために東京に戻ってからすでに5年が経過していました。
 
この時からだんだんと今まで感じたことの無かった感情が芽生えてきました。
 
「なんか、東京って暮らしにくいな。」
 
なんだか、昔は嫌で仕方が無かった、
宮崎に住んでいた時のような「田舎暮らし」が恋しくなったのです。
 

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たしかに、東京はモノやサービスが充実していて便利だし、
流行の最先端を行っていてオシャレだし、娯楽もたくさんあって刺激的。
 
でもなんだかすごく疲れる。
人やモノ、サービスが多すぎ。
自然が少なくて空気や水が良く無い。
なんか都会の人って冷たい人が多い気がする。
都会にいると、みんなせかせかと機械みたいに動いていて、
社会に「生かされている」感じがする。
 
一方、田舎はモノ、サービスが少なくて不便。
人も若い人がいなくてお年寄りばっかり。
流行も遅れててダサい。
娯楽も少ないから退屈。
 

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でも自然が豊かで空気や水がおいしい。
人がおだやかでやさしい人が多い気がする。
何より、その社会で「生きている」実感がある。
自然に囲まれて、自然から元気を分けてもらっている感じもする。
 
都会ではなかなか味わうことができない「生きている」実感。
もしかして、昔住んでいた宮崎のような
「田舎」暮らしの方が良かったのかもしれない…
 

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社会人になってからの2年間は、たくさんの地方部に出かけて行きました。
宮崎への里帰りはもちろん、
徳島、愛知の山奥(足助)、宮城の金華山、北海道の稚内と礼文島、岩手の釜石。
 
地方部での滞在は本当に充実していて、「生きている」実感に心が満たされました。
「都会よりも田舎で暮らしたい」という気持ちが、ますます強くなっていきました。
 
また、仕事についても考えが変わっていきました。
 
僕はジェトロでアフリカに関心のある日本企業様や、
新規ビジネスをアフリカで立ち上げようとしている起業家、
自国の発展を夢見るアフリカ現地の方々を支援してきました。
 

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アフリカビジネス情報を提供するためのセミナーや展示会、
アフリカの政府系機関と今後の日本とアフリカのビジネス戦略について議論するフォーラムの準備・運営に携わりました。
 
企業様のアフリカ現地での調査やパートナー探しに同行し、活動をレポートしました。
日本企業とアフリカ現地企業との出会いの場を提供するために、交流会の準備・運営にも携わりました。
 
アフリカビジネスに果敢に挑戦するたくさんの方々と出会い、
関係を深くしていくうちに、
「支援者」としてではなく、「事業主体」としてアフリカ、
特にルワンダに関わりたいという思いが強くなりました。

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自分が主体となって、
「日本の都会と地方部を、日本とルワンダを、自分の興味関心のあることを通じてつなごう」と考えました。
 
今まで述べてきてわかるように、
とりわけ僕が最も興味・関心があるのは「食」です。
「食」の大切を伝え、「食」に関する体験を通じて、人々の交流やつながりを生み、「食」の大切さや地域の魅力が発信できる場所を作りたい、という思いから
「農村生活が体験できるコミュニティ」づくりを思い立ちました。

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そのコミュニティに滞在しながら、
周辺の農場での農作業体験や、
郷土料理づくりの教室、
工芸品の製作、伝統舞踊のお稽古など、
様々なワークショップが開催できればと思っています。
 
そのコミュニティを訪れる方々に、
地域の文化伝統への興味・関心を喚起することで、
その地域の特色を次世代へ続くように保存していくことができると考えています。
 
また、様々なスキルや価値観を持った人々が交流することによって、
新たなアイデアが生まれたり、
その地域の新たな可能性が引き出されたりして、
ますます地域が活性化することにも貢献します。
 
僕はそのコミュニティをつくって、
組織の枠にとらわれずたくさんの方々とつながりを持ち、
少しずつ思い描いているものを形にしていこうと決意しました。
そういうわけで、2017年3月31日をもってジェトロを退職し、
自然に囲まれた場所でコミュニティづくりに専念することを決断しました。
 
千葉県いすみ市の「地域おこし協力隊」という制度を利用して地域の方々とのつながりを作りながら、田舎暮らしの経験を蓄積。

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「旅する料理人バーシー」としての活動

ルワンダ農村体験ツアー!

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ルワンダでは、
「ルワンダ農村体験ツアー」を2017年11月より開始し、
約1年半の間に「計6回」実施しました。
(参考)
「人と自然と生き物と、みんながつながる。みんなが『笑顔』になるツアー」
がコンセプトのこのツアー。
 
ルワンダ現地の方々と農作業したり、歌って踊ったり、スポーツしたり、料理したり…
 
ルワンダ農村生活の体験を通じて、
人とのつながりの大切さ、
自然のありがたさ、
物がなくてもお金がなくても十分「満たされている」という感覚を、
少しでも感じるきっかけを作りたいと思っています。
 

旅する料理人bashiの「出張Bashi's Kitchen」

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↑ハワイ・カウアイ島で開催した出張Bashi's Kitchen

 
「旅する料理人」としての活動も活発に行っています。
日本のみならず、海外にも飛び出して料理を作ります。
 
陰(体を冷やす)と陽(体を温める)のバランスを考え、
季節の作物、その土地ならではの作物をふんだんに使って、
自分の体を整える「マクロビオティック料理(自然菜食)」、
肉魚卵乳など動物性食材を一切使わず、野菜豆穀物で作る
「vegan(動物性食材不使用)料理」

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「味噌」「醤油」「塩麹」「甘酒」といった、
日本独特の「発酵食」を使った料理。
 

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アフリカ・ルワンダの「芋」「豆」などの素材の味を生かした料理

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これらの料理を組み合わせて、
心と体にやさしい料理を提供します。
 
料理会では、僕が活動拠点を置く「ルワンダ」の紹介も織り交ぜ、
ルワンダの「今」を知るきっかけも作っていきます。
 
2017年よりスタートした「旅する料理」活動。
累計で約80回の開催。
 

(国内)東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州

(海外)ルワンダ、オーストラリア、ニュージーランド、ハワイ(カウアイ島)、シンガポール
 
といった、国内外問わず様々な場所で料理イベントを開催してきました。
 

もったいないキッチン

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また、そのままでは処分されてしまう、作りすぎた野菜。売れ残った食材。冷蔵庫の中に置き去りになっていた食材。

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これらの食材を持ち寄り、みんなで創作料理を作る、
「もったいないキッチン」というイベントも開催してきました。

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その取り組みによって食べ物が無駄に大量に廃棄されているのに気づき、
食べ物の大切さを感じるきっかけを作りたいと思っています。
「廃棄食材ゼロ」を目指します!

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開催実績:岩手、千葉、東京、広島、高知の5か所。
「もったいないキッチンⅡ」など、派生イベントも開催されています。

 

「旅する料理人」「ルワンダ」の活動一旦休止、拠点を宮崎へ

https://www.instagram.com/p/BxhovTTh9ZL/

【バーシー、活動見直しのため地元宮崎で「充電期間」へ】

2019年5月より、「旅する料理人」や「ルワンダ農村部」での活動を一時休止し、※2019年12月現在、日本全国での「出張料理」は不定期で開催しています!

拠点を千葉県いすみ市→宮崎県宮崎市青島に移転しました。

移転の経緯はこちらをご覧ください⇓

 

www.bashi1111.com

 

宮崎では、お昼の時間帯にお弁当(宮崎玄米ベジ弁当)の配達を開始

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宮崎県産の無農薬野菜と玄米を中心に、

動物性食材を一切使用しない、

野菜・豆・雑穀がたっぷりの「Vegan(ビーガン/菜食)」対応のお弁当

健康を気遣う方や、体質改善、腸内環境を整えたい方、

Veganに対して関心が高い外国人訪問客や在住者を中心にアプローチしていきます。

詳細はこちら⇓

 

www.bashi1111.com

 

 

バーシー(Bashi)のSNS・YouTube

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SNS・YouTubeのフォローもよろしくお願いします!

 

・Bashi's Kitchen Facebookページ: https://www.facebook.com/bashikitchen/
・Twitter: https://twitter.com/bashi19911111
・Bashi/椎葉康祐(個人)Facebook: https://www.facebook.com/kosuke.shiiba
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・Youtube「ばーしーちゃんねる」:
https://www.youtube.com/channel/UC8r-2U7zfFyD5VO5Xth0tsw?view_as=subscriber

 
以上、本当に長々と書いてしまいました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
 
このブログを通じて、バーシーの活動の様子やプロジェクトの進捗状況、
バーシーが関わった地域の情報発信などを発信していきます。
 
引き続き、どうぞよろしくお願いします!
 
 
バーシー/椎葉康祐
 
 

「豊かさ」の指標は人それぞれ。古民家ゲストハウス「びろえむ」で感じたこと

こんにちは、bashiです。

 


突然ですが、皆さんが考える「豊かさ」の基準って何ですか?

 


お金をいっぱい持っていることでしょうか?

友達がたくさんいることでしょうか?

食べものをたくさん自給できることでしょうか?

 


僕はそんな簡単に答えの出せない、ものすごく深い命題について考えさせられる機会がありました。

 

 

古民家びろえむについて


千葉県南房総市、旧三芳村

人里離れた山村にポツンと佇む、

古民家「びろえむ」。

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以前住んでいた家主が亡くなられてから放置されていた古民家を再生し、イベントスペースや民泊施設として生まれ変わった場所です。

 


びろえむを運営しているのは大山宏子さん(びろさん)という1人の女性。


びろさんは、無農薬無化学肥料でお米やお野菜を生産しているオーガニック農家さん。

お味噌や醤油、梅干しなども手づくりしています。

 

味噌仕込みのお手伝い

この日、びろさんが作る味噌の、仕込みの最初の段階である

「米と糀菌を混ぜる」作業をお手伝いしました。

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米を蒸して

 

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広げて

 

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広げたお米から少量ボウルにとって糀菌(小袋の粉)を加えて

 

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もみほぐすように混ぜ合わせ

 

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再び戻してよく混ぜ合わせます。

 

糀菌は40度くらいに保たれた環境下で、お米の糖を食べて増えていきます。

40度に保たれないと、菌が増えなかったり、死んだりしてしまいます。

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そのため、このような温度を一定に保つ機械の中に、糀菌を混ぜたお米を入れます。

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1日経ったら、「天地返し」といって、お米をかき混ぜてまんべんなく糀菌がいきわたるようにします。

もう1日置いてから、つぶした大豆と塩と混ぜ合わせて、味噌を仕込んでいきます。

 

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お米も糀菌も生きている。

生きものを手に取り、作業をしていると、なんだかその生きものから元気を分けてもらっているような感覚になりました。

「手づくり味噌は手間がかかって大変」という話を聞いていましたが、僕は全然そう思いませんでした。

むしろ、たちまち元気になり、楽しく生き生きと作業できました。


このお味噌をはじめ、びろさんが大切に育てた作物は、びろえむでの食事ではもちろん、通販でもいただくことができます。(詳しくはこちら↓↓↓)

びろえむ | つくるひとたべるひと


びろさんはもともと東京でお花に関わる仕事をしていましたが、南房総の豊かな自然に惹かれて移住。農業は未経験だったので、びろさんの移住前から有機農業に取り組まれていた、百姓屋敷「じろえむ」で修業しました。

 

百姓屋敷「じろえむ」について

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百姓屋敷「じろえむ」は、約300年前に建てられた茅葺屋根の屋敷。

「じろえむ」とは屋号の「次郎右衛門」の略(現地の方言)。

びろさんの「びろえむ」は、じろえむを参考にして名づけられました。

 

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じろえむさんでランチをいただきました!

一食1,500~3,000円(注文するおかずの量で価格が変動します)。

じろえむで育てられたお米をかまどで炊いた、格別においしいごはん。

お野菜をふんだんに使ったおかずと、手づくりのお漬物。

大切に育てられて鶏の卵を使ったふわっふわの卵焼き。

 

じろえむには養鶏場があります。鶏の飼料は化学的なものを全く使っていない特製のもの。こだわりの飼料で平飼いで育てられた有精卵は、黄身が鮮やかなレモン色。味がまろやかでやさしい甘みがして、そのおいしさは格別です。

 

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最後に手づくりの糀を使ったデザート。

最高のお食事でした。

 

(じろえむについての詳しい情報はこちら↓↓↓)

百姓屋敷じろえむ

 

びろさんのお仕事を手伝う

ランチの後は、びろさんと農作業をしました。

 

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田んぼに有機肥料をまいている様子です。

有機肥料には、「じろえむ」で飼育されている鶏の糞が使われています。

 

びろえむに戻ったら、火をおこすための薪づくりをしました。

 

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びろえむではかまどで火を焚いて料理をしたり、ストーブとして用いたりしています。

昔ながらの生活ですね。

 

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「かまどで作る食事は、食べ物だけではなく、『火』をいただいている感じ。料理がより一層おいしく感じる」

びろさんがかまどで作る食事について言いました。

 

これが、かまどで作られた夕食。

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野菜は、びろさんが育てた有機野菜。

サラダの卵は、先ほど紹介した「じろえむ」の有精卵。

手前の焦げ目がついているものは、びろさんの大根をすりおろして、小麦粉と混ぜて焼いた「大根もち」。

 

 

おいしい。

 

たちまち元気になり、どんどん食がすすみます。

普段の食事とは比べ物にならないくらいのおいしさに、感動が止まりません。

 

「『火』をいただくとは、こういうことなんだ。」

 

その食事を味わった人しかわからない感覚を味わいました。

 

びろさんが考える「豊かさ」 

食事中、びろさんが話してくれました。

「所得水準からすると、私は『ワーキングプア』。だけど、私は『プア』だとか全く思ったことはない。むしろ『豊か』。

この家にはイベントや民泊でたくさんの人たちが来てくれるし、楽しくて幸せ。お金なんかなくても、最低限あれば大丈夫。地域の人た同士でお米や野菜を分け合ったり、農作業も(僕みたいに)この家に来てくれる人に手伝ってもらったり。手伝ってくれたらこんな風にごはんをごちそうする。そこにお金のやり取りは存在しない。

一時は放置されてしまったこの家も、たくさんの人たちが訪問しに来てくれて、それが家に活力を生んでいる。『生』が入ることによって、この家も、亡くなった以前のこの家の持ち主もすごく喜んでいると思う。家も生きているんだ。

私はこの家で、たくさんの人と出会えて、たくさんのつながりが生まれことが楽しくて幸せ。そういう意味で、私は本当に『豊か』だな、と思う。」

 

びろえむでの経験通じて、

このブログのテーマでもある、「『豊かさ』って何なんだろう?」という疑問が浮かびました。

 

本当の豊かさって何なんだろう?

 

その「答え」は明確にはありません。

「豊かさ」の基準は人それぞれ違いますし、どの人の考えも間違っていないと思います。


僕は、楽しく生き生きと毎日を過ごせることが、「豊かさ」の基準だと思っています。

でも、「それは違う」と言う人もいると思います。

その人たちの意見を否定はしませんし、僕の考えが絶対だと押し付けることもしません。

 

けれども僕は、たとえお金が無くても、モノが無くても、毎日楽しく生き生きと過ごせればそれが「豊か」な状況ですし、幸せなことだと信じています。

 


「本当の豊かさって何なんだろう?」

 


びろえむでの滞在は、「人生における永遠のテーマに」ついて考えさせられる、忘れられない経験になりました。


皆さんも是非、「びろえむ」を訪ねてみてください。心安らぐ、あたたかなお家がそこにはあります。

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bashi

ゴミ一つ落ちてない!?清潔感あふれる国、ルワンダ

こんにちは!bashiです。

 

今回もルワンダの記事です。

 

→ ルワンダについてはこちら

 

neofarmvillagelife.hatenablog.com

 

 

皆さん突然ですが、

「アフリカ・ルワンダ」の街並みを想像してみて?って言われたら

どんな風景を思い浮かべますか?

 

熱帯の木々が生い茂ったサバンナでしょうか?

砂埃の舞う荒地でしょうか?

それとも、ゴミの散乱する雑多なスラムでしょうか?

 

答えはこちら・・・

 

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キレイ!!!

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ゴミが落ちていない!!

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ロードサイドもやっぱりキレイ・・・

 

ということでルワンダの首都キガリの街中の写真をお見せしましたが、

やっぱりきれいですよね・・・

 

なぜこんなにキレイなのでしょうか?

 

 

ルワンダ国民全員が取り組む月一の清掃活動「ウムガンダ」

ルワンダには毎月最終土曜日の午前に国民全員が取り組む清掃活動があります。

その名も「ウムガンダ」。ウムガンダは「共通の目的のもとに一つになる」という意味があります。

ルワンダは23年前、1994年にツチ族フツ族の紛争がエスカレートした結果、フツ族ツチ族を大量虐殺した「ルワンダ大虐殺」が発生しました。

その悲劇を二度と繰り返さないために、民族の分け隔てなく、共同作業を通じて民族同士の融和と相互理解を深めるために、「ウムガンダ」は行われています。

ウムガンダの日はお店も閉まり、車も走っていません。

国民が一丸となって清掃活動に取り組むことで、ルワンダの方々の環境美化への意識を高めています。

 

ビニール袋の使用全面禁止!持ち込んだら没収!

ルワンダでは国の環境保護条例でビニール袋の使用・持ち込みが禁止されています。ルワンダは土地が狭く、ビニール袋を燃やす焼却施設がありません。その辺にポイ捨てされると、ビニール袋は土に帰らないのでどんどん街中に溜まっていってしまいます。それを防ぐために、ルワンダは国の法律でビニール袋を全面禁止にしたのです。

 

もし、ルワンダに入国する際に、乗り継ぎ空港で買ったお土産のビニール袋を持って入国審査をしたあかつきには、その場で全部没収です。スーツケースの中にもビニール袋を入れてはダメですよ!

 

ルワンダでは、買い物をするとビニール袋の代わりに茶色い紙袋に商品が入れられます。

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以上のように、ルワンダでは清潔さを保つための取り組みがなされ、

ゴミ一つ落ちていないキレイに驚かされます。

ルワンダの街を見て、「アフリカ(ルワンダ)=汚い」と勝手なイメージを持ってはいけないと気づかされました。

キレイ好きな方が多い日本人もきっと気に入るのではないでしょうか??

 

 

bashi

 

ルワンダのことが気になった方はこちらもあわせてどうぞ↓↓↓

 

neofarmvillagelife.hatenablog.com

 

 

neofarmvillagelife.hatenablog.com

 

 

neofarmvillagelife.hatenablog.com

 

 

neofarmvillagelife.hatenablog.com

 

 

 

ルワンダに熱視線を送る地方都市とは?ルワンダ-神戸のICT産業連携

こんにちは!bashiです。

 

今回もルワンダについて書きます。

→ ルワンダについてはこちらを参照

 

neofarmvillagelife.hatenablog.com

 

特に、ルワンダと友好関係にある日本の都市について取り上げます。

 

それは・・・

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神戸!!

 

 

ルワンダと神戸?一体どのような関わりがあるのでしょうか?

 

 

ルワンダのICT産業について

ルワンダは国策として、ICT(情報技術)に力を入れており、光ファイバー網の整備やwi-fiLTEの普及を進めています。ソフトウェアやスマートフォン用アプリを開発している日本企業と合弁を組むルワンダ企業も登場し、ICT産業の発展が目覚ましいです。

 

(参考)日本企業と合弁を組むルワンダのICT企業・WiredIn社

WiredIn - Software Development Company in Rwanda

 

ルワンダー神戸のICT産業地域間連携協定

そのルワンダに熱視線を送っているのが「神戸」。

神戸市では2016年にルワンダとICT産業を通じた地域間交流(RIT)事業 *1が進んでいます。神戸市では、ルワンダとの関係強化及び情報発信の機会を提供しようとセミナーや勉強会が催されていたり、神戸のICT企業が実際にルワンダ現地を訪れて交流を深めたりしています。

(参考)セミナー・勉強会について

https://www.kic.ac.jp/news/2253/

(参考)ルワンダを視察した神戸ICT企業のレポート

ルワンダ視察レポート | Kobe Digital Labo 神戸デジタル・ラボ

 

ルワンダからの留学生を日本で最も受け入れる大学院「神戸情報大学院大学

なぜルワンダと神戸なのか。それを語るには「神戸情報大学院大学」の存在抜きには語れません!

神戸情報大学院大学:Kobe Institute of Computing(以下、KIC)」は、高度ICT人材を育成する情報技術専門の大学院。このKICが、ABEイニシアティブ*2という制度を使ってルワンダ人の学生を日本で最も受け入れています。

先日もルワンダ現地のICT商工会議所とICT産業人材育成に関する覚書を締結したばかりで、ルワンダICT教育への力の入れようが見て取れます!

(参考)KICのルワンダICT商工会議所との覚書締結

ルワンダでのICT人材育成事業に関する覚え書きを締結しました – 神戸情報大学院大学

 

いかがでしたでしょうか?

ルワンダと神戸のICT産業連携は、神戸市の公的機関・民間企業・教育機関が三位一体となって取り組んでいる、今後ますます活発になっていくでしょう!

今後の活動に目が離せません!

 

bashi

 

*1:Regional Industry Tie-upの略。日本貿易振興機構ジェトロ)が2007年より実施している地域間交流支援事業で、各産業分野の情報収集やビジネスマッチングの機会の創出を促す。

*2:2013年6月の第5回アフリカ開発会議TICAD5の際、安倍首相の冒頭スピーチで提唱した「アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ(African Business Education Initiative for Youth」のこと。5年間で1000人のアフリカの若者に対し、日本の大学や大学院での教育に加え、日本企業でのインターンシップの機会を提供することを目的としている。この制度を使って、多くのアフリカの学生が日本の大学・大学院で学んだり、日本企業でインターンしたりしている。

コーヒー好き注目!ルワンダスペシャルティコーヒーのおいしさの秘密

こんにちは!bashiです。

 

みなさん、コーヒーお好きですか?産地の好みとかあります?

 

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コーヒーが大好きというのもあり、ルワンダが大好きというのもあり、

僕が好きなのはやっぱり「ルワンダコーヒー」。

 

今回はこの「ルワンダコーヒー」のおいしさの秘密を探ります!

 

 

コーヒーの生産が盛んなルワンダ

そもそもコーヒーってどこで生産されているの?

コーヒー生育に必要な4つの条件は、

「雨」「日当たり」「温度」「土質」。

 

「雨」・・・成長期に雨が多く、収穫期に雨が少ないというように、雨季・乾季がはっきり分かれているところ

「日当たり」・・・よく日は照るが、日差しが強すぎないところ

「温度」・・・気温が年平均20度前後で、暑すぎず寒すぎない

「土質」・・・土壌が肥沃で水はけがよい

 

特に、「暑いはずの地域にありながら高度が500m~2500mの高地」というのが

以上の4つの条件を満たします。

 

ルワンダはこれらの条件をまさに満たしている、

コーヒー栽培の適地なのです。

 

ルワンダのコーヒー豆の特徴

ルワンダで栽培されているコーヒー豆は酸味が強く、後味がフルーティーなのが特徴。

まるでチェリーやドライトマトのような風味が楽しめます。

 

Cup of Excellenceに選ばれた「フイエマウンテンコーヒー」

Cup of Excellenceは、最高品質のコーヒー生産国から成るAlliance for coffee of excellence(ACE)によって毎年開催されるコーヒー品質審査会。ルワンダでは、2008年にアフリカで初めて開催国となりました。

 

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この「フイエマウンテンコーヒー」は2013年のcup of excellenceで入賞経験があるコーヒーです。

コーヒー豆を加工する際に「水洗処理」という工程があるのですが、

「フイエマウンテンコーヒー」は、その水洗処理工場を指しています。

フイエ地区の選りすぐりのコーヒー農家さんたちによって運営されており、日々スペシャルティコーヒーの生産に取り組んでいます。

 

いかがですか?ルワンダスペシャルティコーヒー、気になりましたか?

最近はスペシャルティコーヒー専門店が増えており、日本でもルワンダのコーヒーを目にする機会も増えました。

みなさんもぜひ一度ご賞味あれ!

 

bashi

炭水化物のオンパレード!?ルワンダ料理ってどんな料理?

こんにちは!bashiです!

 

みなさん突然ですが、

ルワンダ」料理ってどんなものか想像つきますか?

 

→ ルワンダについてはこちらを参照

 

neofarmvillagelife.hatenablog.com

 

今回は、ルワンダの「食事」にフォーカスを当ててみたいと思います。

 

<目次> 

 

ルワンダの主食

プランテーン

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プランテーンは「料理用バナナ」のことで、熟していない青いバナナ。

蒸すとまるでジャガイモのようなホクホクとした食感。

トマトで煮たり、油で揚げたりして食べる。

 

アカウンガ

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アカウンガは、メイズ(とうもろこし)の粉をお湯で練って蒸したもの。

水気が無く弾力があり、日本でいうと団子汁に入っている団子のような感じ。

煮込み料理と一緒にご飯のように食べます。

 

ウガリ

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ウガリはキャッサバというお芋の粉をお湯で練って蒸したもの。

キャッサバは、タピオカの原料としても有名。

食べ方はアカウンガ同様煮込み料理と一緒にご飯感覚で食べます。

 

ルワンダの煮込み料理

ギサフリア

ギサフリアはプランテーンまたはジャガイモ、鶏肉をトマトで煮込み、ピーナッツ粉で味付けされた煮込み料理。

 

イソンベ

イソンベはキャッサバの葉を羊肉などと一緒に煮込んだ料理。

 

ルワンダの肉料理

ブロシェット

ブロシェットはヤギ肉の串焼き。ルワンダにある居酒屋の定番メニューで、

ビールのおつまみとして最適。

 

アカベンジ

アカベンジは豚肉のグリル。プランテーンやジャガイモと一緒にグリルする。

味付けはコンソメ。

アカベンジとは、現地語で「小さいベンツ」の意味。

ルワンダでは豚肉が貴重とされており、「ベンツのように貴い」ということからこの名がついたとのこと。

 

大体こんな感じですが、ルワンダ料理の特徴まとめ・・・

 

 

  • 炭水化物オンパレード!!(プランテーン、とうもろこし、キャッサバ、ジャガイモ・・・)
  • 煮込み料理多し!!(トマト煮込みが多い)

 

ということで、ルワンダに行くとおいしい高糖質なお食事ができます!

ルワンダに行ったら太れるな!笑

 

bashi

 

東北(岩手・宮城) ~旅の記憶~ その④

東北の旅シリーズもこれで最終回!

 

前回の記事はこちら↓↓

 

neofarmvillagelife.hatenablog.com

 

 

 

岩手県花巻で深夜バスに乗り遅れた椎葉は、

電車でぶらり途中下車の旅をして東京へ帰ることを決意・・・

 

 

 

とりあえず腹減った~!!!

 

 

昨夜からの疲労とストレスで無性に腹が減ってしょうがない椎葉。

なんか朝から焼き立てパンとか食べられるベーカリーとか無いかいな???

 

 

・・・あった!!!

 

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石窯パン工房ミッシェル。

6:30から営業してるって神じゃない???

https://tabelog.com/iwate/A0302/A030201/3001320/

 

普段はライ麦パンとか全粒粉パンとか低GIのパンしか買わないのだけど、

腹減りすぎて今日は関係ないもんね~

 

※低GI

GIとはGlycemic Index(グリセミック・インデックス)の略で、食後血糖値の上昇度を示す指標のこと。つまり、食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、摂取2時間までに血液中に入る糖質の量を計ったもの。

低GIということは、食後の血糖値の上昇が穏やかということ。

 

出典:

そもそもGIって何?|大塚製薬

 

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ローストポークのサンド

・クリームチーズトースト

 

朝からジューシー&スイートなものを食べて幸せ。

たまにはこういう食事もいいね。

 

 

さて、

花巻駅に戻り、途中下車のプランを考えることに・・・

 

 

【花巻→東京(新宿)・途中下車タイムスケジュール】

 

 7:18 花巻

 ↓

 8:11 一ノ関

 9:00 一ノ関

 ↓

 9:47 小牛田

 9:52 小牛田

 ↓

10:11 松島

12:01 松島

 ↓

12:26 仙台

12:44 仙台

 ↓ ※この区間だけチート(新幹線)

13:57 宇都宮

14:06 宇都宮

 ↓

15:38 赤羽

15:43 赤羽

 ↓

15:57 新宿

 

・・・ということで、一ノ関と松島で途中下車することに!

 

 

<途中下車① 一ノ関>

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駅の看板には、「一ノ関温泉郷」と「世界遺産平泉」の大きな文字。

「平泉」は11世紀末に藤原清衡が造営した中尊寺が有名。

2011年6月に世界遺産登録。

 

ただ・・・

 

「温泉」も「平泉」も駅から遠い!!!

 

とても50分足らずでは帰って来られん。

 

駅周辺をうろついたけど店が開いておらん。

 

結局、駅の待合室でだらだらしてました。

 

 

<途中下車② 松島>

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ここは2時間滞在できるので、いろいろ回れるぞ!!!

 

まずは地元の野菜を求め産直へ!

 

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Aコープ松島店の店内の一角に産直コーナーが!!!

東京で買う野菜の半分以下の値段で地元の新鮮な野菜が買えますよ!

 

A&COOP松島店|お店情報|みやぎ生活協同組合

 

野菜を担いで街中散策。

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 松島のお寺といえば、瑞巌寺

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さすが日本三景。美しい。

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おしゃれなカフェとべ―カリーが併設。

僕の大好きなハード系のパンを中心に置いています。

買ったパンを隣のカフェにも持ち込める粋な計らい。

 

カフェ・アルバート

https://www.facebook.com/カフェアルバート-213745589038165/?ref=page_internal

 

ぱんやあいざわ

https://tabelog.com/miyagi/A0404/A040404/4017555/

 

いろいろ回っていたら、あっという間に2時間経過。

それでは、東京に帰りますか・・・

 

半日かけて、途中下車をしながら帰る(行きでもよし)。

目的地が一か所ではなくて、いろいろなところを巡れて、

とても楽しいのでオススメです!!!

ぜひお試しあれ!

 

bashi