ルワンダ農村の暮らしを体験!ムシャ村ホームステイで現地の洗礼を受ける??
みなさんこんにちは!bashiです。
僕は今、アフリカのルワンダ共和国に滞在中です。
→ルワンダについて
neofarmvillagelife.hatenablog.com
ルワンダ滞在中は、地方部の農村でホームステイしながら、
現地の方との交流を深めています!
<目次>
今回訪問する村について
今回訪れたのは、ルワンダ東部のムシャ村というところ。
首都キガリからバスで約1時間、もちろん日本みたいに「ここで降りますボタン」などありませんので(笑)、
「ムシャ!ムシャ!」と降りる場所を叫んでいると、ムシャ村の入り口でバスが止まります。
バスを降りて、坂道を20分ほど上るとムシャ村の中心街(といってもあるのは教会と小さな売店)にたどり着きます。
↑ ムシャ村の中心部。看板の背後に見えるのが教会。
青年海外協力隊・竹田さんと合流
この村を知ったきっかけは、当地で「コミュニティ開発」に取り組まれている
青年海外協力隊の竹田憲弘/ノリさん(村人から「ノリ!ノリ!」と呼ばれていました)。
ノリさんは、ブログ「ルワンダノオト」でルワンダの現地情報を発信しています。
(詳細はこちら↓↓↓)
ムシャ村の中心部からさらに坂道を上って約20分、
今回お世話になるホームステイ先にたどり着きました。
ホームステイ先
ホストのフェーザさんは、40~50歳の優しいお母さん。笑顔で温かく出迎えてくれました。
フェーザさんは、英語を話しません。現地語(キニアルワンダ)のみです。
椎葉、キニアルワンダ語は簡単なあいさつと、ありがとうしかわかりません。
気持ちが大事です。心で会話します。
※夕食まではキニアルワンダ語を話せる竹田さんが一緒だったので、助けていただきました。
「お風呂」で村の洗礼を受ける
時刻は夕方6時。夕食の前にお風呂に入りたいと思い、フェーザさんに訊ねました。
「お風呂はどこですか?」
「ここよ!」
・・・どこですか???浴槽は?シャワーは?
「ここにお水のタンクを持ってきて」
・・・はい?
「この桶と石鹸を使って。石鹸で体を洗ったら、桶に溜めたお水で流すのよ」
・・・ええ、それはわかりますが。そうですか。そうか。
そうです。村にはバスタブも、お湯がジャージャー出るシャワーもありません。
ということで・・・
黙って水浴びじゃあああああ!!!!!
・・・ん?意外といいよこれ!?スッキリ爽快!!
まあ、これができるのは温暖だからだね?とルワンダの気候に感謝して、村のお風呂体験は終わりました。
トイレでも洗礼を受ける
水浴びしたらちょっとトイレに行きたくなりました。トイレどこですか??
「ここよ!」
・・・ここね、うん。穴が掘ってある。なかなかいい感じです。
夕食でも洗礼を受ける
さて、気を取り直して夕食の時間です!
お米、ジャガイモ、マカロニ(スパゲッティ)、
牛肉トマトソース、ドードー(緑の葉っぱ)!
炭水化物多めでいい感じです!
(参照↓↓↓)
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ムウォゴ村同様、こちらのご家庭でも日本から持ってきた常備菜3種(筑前煮、きゅうり・なすの浅漬け、青大豆・いんげん・小松菜のごまみそ和え)を紹介しました!
フェーザさんの感想は・・・?
「(筑前煮の)鶏肉がおいしいわ。」
お肉がお気に召されたようです。
「豆は固すぎる。火が通ってないわ。」
そんなことはないと思うのですが。おかしいな・・・
というのは、ルワンダの豆料理はじっっっっくりコトコト、豆がトロトロになるまで柔らかくするそうで、歯ごたえがある豆は食べないとのこと。
勉強になりました。
とはいえ、全種類食べてくれました。やっぱり優しいですね。
あと、お土産に持ってきた「カステラ」が好評でした。
「ヴィラルリョーシェ(現地語で「おいしい」)」と言ってパクパク食べていました。
カステラのような焼き菓子はルワンダにもあるそうで、受け入れやすかったのかもしれません。
ルワンダ人の食に対する考察
ムウォゴ村でもそうでしたが、今回の滞在中に紹介した日本食の中でも、
ルワンダでも親しみのある食材、あるいは似たような料理が受け入れられるようです。
渡航前、現地で生活したことがある日本人の多くから、
「ルワンダ人は食に保守的」と聞いていましたが、それは本当なのかもしれません。
今回のムシャ村の訪問でもたくさんの貴重な経験ができました。
新たな発見もたくさんあり、実りの多いホームステイとなりました。
引き続き、ルワンダ農村の「生」の情報を発信していきます!
bashi
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