【高知・嶺北】「だいちハウス」が生み出す若者の「コミュニティ」と地域の方々との交流、今後行ってみたい嶺北の「拠点」(四国地域おこし事例研究ツアー④)
こんにちは!bashiです。
これまで3回に渡りお送りしてきた、「四国地域おこし事例研究ツアー」も今回で最終回!
最終回にふさわしく、
訪問したのは、かの有名プロブロガー「イケハヤ」ことイケダハヤトさんが居住する「高知・嶺北」!
(イケダハヤトさんについてはこちら↓)
話によると、
過疎化が進むこの山奥に、不思議なことに若者のコミュニティが存在し、ひっきりなしに訪問者が訪れるのだとか(わたくしもその1人です)。
一体、この高知の山奥に何があるのでしょうか?!
<目次>
「嶺北」ってどこ?
まず、「嶺北」ってどこや!?という方も多いはずなので、軽く説明を・・・
(詳しくはこちら↓)
標高1,000m超の四国山地が連なるこの地域は、過疎化と高齢化が進む、
いわゆる「限界集落」と言われています。
嶺北・ワカモノの拠点「だいちハウス」
「だいちハウス」は、「ワカモノ」の力で地域の方と力を合わせて地域の活性化のために活動するNPO法人「ONEれいほく http://onereihoku.org/ 」の代表、矢野大地くんの個人宅。・・・ですが、年間延べ700人以上の訪問者、長期滞在者の受け入れ、イベント会場としての使用・・・などなど、もはや個人宅ではなく「コミュニティスペース」として活用されている、人々が集う拠点です。
大地くんとは、今年(2017年)2月に東京で開催された、「田舎シェアハウス大会議」というイベントで知り合いました。イケハヤさん主催で、スピーカーが「糸島シェアハウス*1」の千春さん、「農村ジャック *2 」のスミタさん、「まるも *3 」の山口さん(池ちゃん)、「シェアビレッジ *4 」の武田さん・・・と超豪華。
「消耗するので、東京では二度とやらない」と、イケハヤさんが言っていたので(笑)、非常に貴重なイベントでした。
(「田舎シェアハウス大会議」が高知新聞の記事になっていました↓)
田舎シェアハウス大会議で「今度嶺北に行く!」と大地くん約束して、3か月越しでようやく実現した今回の訪問・・・大地くんは1991年生まれの同い年、僕と同じように田舎に拠点を置き、地域の活性化のために活動している同氏で、すぐに意気投合しました。
(左から、大地くん・椎葉・あきとくん)
その時ちょうど、だいちハウスに滞在していた、あきとくん( https://www.facebook.com/akito.sugahara2 )も91年生まれの同い年。たき火を囲みながら、将来の夢やこれからやりたいことについて、夜な夜な語り合いました。
朝、目が覚めると、目の前に幻想的な景色が広がっていました。
自然の雄大さを目の前にすると、ちっぽけなことで悩んだり、落ち込んだり、イライラしたりすることがバカらしくなってくるし、心の中のモヤモヤした気持ちが一気に晴れ渡る、そんな気持ちになります。
この景色を、感動を、もっとたくさんの人と共有したいと思いました。
この日は、大地くんが日頃お世話になっているという、地元猟師のケサユキさんと共に、開墾中の棚田とイノシシの罠仕掛けを見学。大地くんは、ケサユキさんと外国語土佐弁で会話をしながら、協力して作業を行っていきます。
大地くん、かっこいいです・・・
イノシシの生態を知り尽くした熟練の猟師さんと作業する大地くんの姿を見て、こうやって伝統や熟練の技能は次世代に受け継がれていくんだ・・・と実感しました。
僕も、いすみ市や故郷宮崎の地元の方々との関係をより深くしていき、大切なものを受け継いでいこうと決意しました。
次回行ってみたい!その他の嶺北の拠点
ということで、また来る!と決意し、嶺北にいったんサヨナラを告げました。
次回訪問したいのはここ!
ハヤシはうす
嶺北地域・大豊町に所在するシェアハウスで、築100年以上の洋館を再利用しています。オーナーのハヤシくん( http://884hasiru.com/profile )は、大地くんと同じNPO法人ONEれいほくの主軸メンバー。ハヤシくんと知り合ったのは、前述の「田舎シェアハウス大会議」でした。またハヤシくんは、僕が2017年3月に千葉・金谷の「まるも」で参加していた「田舎フリーランス養成講座 http://inaka-freelance.jp/ 」にも2016年9月に参加していたそうで、いろいろと繋がっています。今回、僕が嶺北を訪問したとき、ハヤシくんちょうど留守だったんですよね・・・残念。
「ハヤシはうす」は単に生活費をシェアするシェアハウスではなく、
老若男女が集い、仕事も生活も夢も悩みも、すべてシェアするシェアハウス、と謳っています。
僕もすべてをシェアしに行きたいです。新たな出会い・発見があること間違いなしです!
ぶんたハウス
2017年5月、つい最近できたばかりの新拠点。卒業7日前に高校中退、その後起業家・ブロガーとして活動している面白い経歴を持つ、ぶんたくん(http://www.buntadayo.com/entry/2016/06/25/232248 )の住居で古民家。1週間くらいの短期滞在者向けに宿泊場所を「無償」で提供しています。今後は、「コワーキングスペース」として利用できるようネット環境などを整備しているとのこと。
(詳しくはこちら↓)
ぶんたくんとは、2017年2月に「田舎シェアハウス大会議」や「まるも」で顔を合わせていますが、たぶん向こうは覚えてないだろうな・・・「ひざうら」が大好きというのが印象的でした(笑)。
最近まで、いすみ市のコワーキングスペース「hinode http://hinode-isumi.com/」で「田舎フリーランス養成講座」を受講していた高校中退ブロガー(ぶんたくんと境遇似ている)の、おのたく( http://www.onotaku.com/ )からも、ぶんたハウスのことを聞いていたので、次回嶺北に行くときは是非とも訪問したい!
イケハヤランド
前述のプロブロガー、イケダハヤトさんが絶賛開墾中の「イケハヤランド 」。畑や小屋づくりを行っているそうです。9月3日にはイケハヤランドの「オープン開墾デー」を行うそうで、参加検討中↓
イケハヤさんとの出会いも、2月の「田舎シェアハウス大会議」。僕が今のように「地域おこし協力隊」「個人事業主」として活動する決断ができたのも、イケハヤさんのブログやツイッターでの発信がきっかけの一つとしてあります。
ありがとうございます!よろしくお願いします。
— 椎葉康祐 (@bashi19911111) 2017年2月20日
日本では唯一、椎葉村に焼畑でお蕎麦などを作っているところがあります。椎葉村では昔はどこも焼畑をやっていましたが、今では椎葉クニ子おばあちゃんのお家一件だけ。本当に日本一おいしいお蕎麦ができるので、受け継いでいきたいです。
— 椎葉康祐 (@bashi19911111) 2017年6月25日
ぜひ!案内します!ルワンダ含め!
— 椎葉康祐 (@bashi19911111) 2017年6月25日
「イケハヤランド」で僕も開墾をお手伝いしたいです。
ということで、高知・嶺北には「ワカモノ」のパワーがたくさん集まっていて、おもしろい取り組みや、人々が集うコミュニティがたくさん存在し、地域全体が活性化している印象を受けました。ほんのちょっとの滞在時間でしたが、たくさんのことを吸収でき、今後の自身の活動に生かしていきます。
4回に分けて「四国地域おこし事例研究ツアー」をレポートしましたが、本当に四国は面白い取り組みがたくさん!他にも見るところ、学ぶことがいっぱいあると感じたので、また近いうちに訪問します!(第一、四国ツアーと言いながら愛媛スルーしたし(汗)。愛媛の方ごめんなさい)
今回見たり、聞いたり、体験したことは、自身の地域おこし活動に還元していきます!
引き続き、自身の活動について本ブログで発信していきますので、どうぞよろしくお願いします!
bashi
☆大地くんが代表を務めるNPO法人「ONEれいほく」を応援しています!皆さんもご支援よろしくお願いします↓