【NEO 農村生活 〜 心の豊かさを求めて〜】

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「ルワンダ料理」ってどんなの??東京・下北沢で「ルワンダ料理会&ルワンダ農村体験報告会」実施!

こんにちは!bashiです。
 
僕はアフリカのルワンダという国がとても気に入っていて、「日本」×「ルワンダ」の交流をより深めたいと思っています!
 
その一環として、ルワンダ・日本双方の「食」の交流を深めるべく、
ルワンダ料理会」を初主催しました!
 
同時に、先月に椎葉が訪問したルワンダ農村部での体験を共有すべく、「ルワンダ農村体験報告会」も同時開催しました!

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今回はそのルワンダ料理会&農村体験報告会」の開催レポートをお送りします!
 
〈目次〉

ルワンダの家庭の味」を再現!

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僕は先月、アフリカ・ルワンダの農村部を訪問し、現地の方のお家にホームステイしました。その際に食べた料理をできる限り忠実に再現!もちろん現地でしか手に入らないものもあるので、いくらか食材を代用しましたが、なるべく同じものを作ろうと努めました。
 
そして料理に使った野菜は、椎葉が現在住んでいる千葉県いすみ市新鮮野菜ばかり!
ルワンダ×いすみ野菜のコラボ料理です。
 
会場は、「食を通じて人と人を繋ぐ」アトリエ「Ra reve」。
下北沢駅から徒歩5分、閑静な住宅街にあります。

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アトリエRa reveでは、シェフ&器作家のコラボイベント、料理教室、ワークショップ、季節のお食事会、など「食」を通じた交流イベントを中心に開催しています。

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↑以前参加した「ベーグル食べ比べ会」の様子。
 
オーナーの阿久津諒さんは僕と同い年の25歳。20歳の時に脳出血を発症し半年入院を経験していて、「人間は一人では生きていけない」、「食、健康の大切さ」を実感。
この経験を一人でも多くの方に共有すべく、2016年6月より、
「食を通じて人と人を繋ぐ」をテーマに数々のイベントを開催しています。
 
"reve"はフランス語で「夢」という意味。「アトリエRa reve」には、人と人とのつながりを通じて、「夢」を叶えるための場所になって欲しいという願いが込められています。
 
facebookで「アトリエRa reve」で開催するイベント情報を発信しているので、チェックしてみてくださいね!
 

今回作った料理はこちら!

イビシンボ(金時豆)とにんじんの煮物

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ルワンダではイビシンボ(現地語で豆の意味)をよく食べます。定番のイビシンボをにんじんとともに、トロトロになるまでじっくり煮込みました。
 

イソンベ(葉物野菜の煮込み)

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これもルワンダの定番。本来であればキャッサバ*1の葉を使うのですが、日本では入手困難なので、ほうれん草とパクチーで代用しました。にんにくと生姜を入れて、こちらもトロトロになるまでじっくり煮込みます。
 

ギサフリア(トマト煮)

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こちらもルワンダでは欠かせない「トマト煮」。トマトが超絶大好きな椎葉にはたまらない料理です。
 
鶏モモ肉、じゃがいもをトマトで煮込みます。隠し味は砕いたピーナッツ。ピーナッツといえば千葉ですね。もちろん千葉県いすみ市産です。
 
この「ギサフリア」は、ルワンダ南部のフイエという街で留学経験のあるみつきちゃんに手伝ってもらいました。
1年間ルワンダに暮らしていたこともあり、ルワンダについては椎葉の何万倍も詳しい子です。
ルワンダのことをよく知らない今回の料理界のゲストの方々に、フリートークの際にルワンダの生活についてたくさん話してくれたので、ゲストの方々はルワンダについてより理解が深まったと思います。
椎葉は料理とプレゼンでテンパっていたので、本当に心強かったです。ありがとう。
 

トマト×アボカド×マンゴーのサラダ

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ルワンダの三大食材かつ椎葉の好きな食べ物トップ3という、完全「椎葉得」のサラダ。
アボカドとマンゴーは日本では「高級食材」ですが、ルワンダではアボカド1個15円!マンゴー1個50円!!破格の安さwww
 
味付けはオリーブオイル、塩、胡椒、酢。
××黄色の色鮮やかなサラダ。
意外な組み合わせかもしれませんが、これが美味しいんです!
 

ルワンダ食材を使った創作料理も!

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ただ単にルワンダ家庭の味を再現するだけでなく、ひと工夫加えた「創作料理」も作りました!
 

定番の日本家庭料理「肉じゃが」×ルワンダの主食「バナナ」=「肉バナナ」

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肉じゃがの「じゃが」をルワンダの主食である「バナナ」に置きかえて作った、
「肉バナナ」!
バナナはバナナでも、日本でよく見られる黄色くて甘いバナナではなく、
熟れていない「グリーンバナナ」です。

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↑ ルワンダの市場でよくお見かけする「グリーンバナナ」
 
アフリカでは「マトケ」「プランテン」などと呼ばれています。
 
このグリーンバナナ、日本でどうやって手に入れるの???
あるんです、アメ横に↓↓↓
 
これから定期的にルワンダ料理会をするにあたって、「アメ横」のこのお店は常連になりそうです。
 

ウガリの「コロッケ」

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「ウガリ」とは、キャッサバの粉をお湯で練って作った、お団子のようなお餅のような、弾力のあるルワンダの主食。

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↑ こちらが「ウガリ」。これ自体に味は無いので、煮込み料理と一緒にいただきます。
 
この「ウガリ」に卵液とパン粉をつけて大胆に揚げてしまえば、
「ウガリコロッケ」の出来上がり!
 
椎葉は揚げ物が(作るのも食べるのも)苦手なもので、
今回はルワンダ料理界いやコロッケ界の大御所、ぽんちゃんに作ってもらいました!
 
ぽんちゃんは、唐渡千沙さんが立ち上げたルワンダのアジア料理店、
「Asian Kitchen」*2でのインターン経験がある子で、椎葉の何万倍もルワンダのことを知り、お料理上手な子です。
 
そして、自称「ブロガー」にも関わらず、テンパっていた椎葉は料理会中1枚も写真を撮る余裕が無かったので、この記事で使っている写真は©ぽんちゃん。
写真が本当に上手で料理が映えます。本当にありがとう。
 
ぽんちゃんのブログはこちら↓↓↓

〆はやっぱり「ルワンダコーヒー」!

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ルワンダといえば忘れてはいけない、それが「コーヒー」。
過去の記事でも書いたように、ルワンダは世界有数のコーヒー産地で、フルーティーで程よい酸味とスッキリとした後味が魅力です。

ゲストの皆さんの反応は上々!

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実際にルワンダの料理を食べていただきました!ゲストの皆さんはどのような反応をするのか不安・・・
でも、皆さんの反応は軒並み上々!よかった。
 
「熟れてないバナナって火を通すと本当にお芋みたい!肉じゃがに入っていても違和感なし!」
「トマト×アボカド×マンゴーの組み合わせ、意外だけど合う!色鮮やかで見た目もいい!」
「トマト煮に入っている砕いたピーナッツがアクセントになっていてグッド!」
「ウガリコロッケおいしい!やっぱ揚げ物はおいしいね」
 
・・・本当にうれしい限りです。ありがとうございます。
 
一方、このような意見もありました。
 
「バナナは火を通して柔らかくする工夫が必要。レンジで温めるとか下茹で時間を長くするとか」
→ バナナを大きめに切って煮たので、中まで柔らかくなっていなかったやつがあったのかもしれません。
 
「ウガリコロッケは抹茶塩をつけるとか、チーズやゴマを中に練りこむとか、味のバリエーションがあるといいかもしれない」
→ 確かに、シンプルな「塩だけ」の味付けもいいけど、いろんな味があるとさらに楽しめますね。
 
このように、料理会を開くことで、ゲストの方々から直接貴重なフィードバックをいただけるのがうれしいです。
次回のルワンダ料理会に生かしたり、新たな料理のアイデアを生むことができます。
 

ルワンダの農村部で体験したことをプレゼンしました!

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お料理を一通り召し上がっていただいた後、3月に椎葉が訪問したルワンダの農村部での体験についてプレゼンテーションを行いました。
 
ルワンダ農村体験については、以下の記事で詳しく書いています。
普段の生活で「アフリカ」、ましてやルワンダというワードを耳にすることはまずないでしょう。
しかし、このようなルワンダについて触れる機会を少しずつでも増やしていくことで、
ルワンダについてより多くの方の関心を持つ「きっかけ」を作れたらと思っています。
 
ルワンダって内戦しているイメージがあったけど、治安いいんだね」
「アフリカって雑然としたイメージだったけど、ルワンダは街がキレイだね」
ルワンダの料理って想像つかなかったけど、おいしいね」
 
新たな発見があること、新たな世界が見えることは、とてもワクワクしますし、刺激になります。
 
僕もまだ偉そうルワンダについて語れるほど詳しくないので、今後ルワンダとの関わりをより深くしていく中で、自分が体験したこと・感じたことをブログや料理会のようなイベント等でシェアしていけたらと思います!
 

「食」を通じた交流イベントで、新たな「つながり」を生むきっかけを作っていきます!

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今回のルワンダ料理会のような「交流イベント」を開催すると、さまざまなバックグラウンドを持った人たちとの接点が生まれます。新たな人と人が出会い、会話をして情報や意見を交換し、新たな「つながり」ができる。
ひょっとしたら、思い悩んでいた事が解決したり、面白いアイデアが浮かんだりするきっかけになるかもしれません。
 
僕は、このような「人が集う場」を作ることがとても楽しいですし、新たな「つながり」ができることをとてもうれしく思います。
 
今後も「ルワンダ料理会」のような、「食」を通じた交流イベントを続々開催していきます!
引き続き、よろしくお願いします!
 
 
bashi
 
 
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